シリーズ3作品目にして「ジュラシックパーク」シリーズ完結作品となります。
陸海空すべてから襲い掛かる恐竜たち、スリルは作品を通してパワーアップしています。
家族や友達とも楽しめるジェットムービーとなっています。
こちらの記事で「ジュラシック」シリーズの人物関係についてまとめました!
>> 【相関図】映画「ジュラシック」シリーズの人物関係と見る順番
目次
映画「ジュラシックパークⅢ」の概要
公開年
- 2001
あらすじ
ハラハラドキドキ、息もつかせぬスリルと迫力満点の娯楽大作第3弾! 著名な古生物学者アラン・グラント博士 (サム・ニール) は、裕福な冒険家 (ウィリアム・H・メイシー) とその妻 (ティア・レオーニ) に依頼され、恐竜をクローン生産する拠点だった小島の遊覧飛行ツアーに同行する。
「ジュラシックパークⅢ」のキャストは?
監督
- ジョー・ジョンストン
脚本
- ピーター・バックマン、アレクサンダー・ペイン、ジム・テイラー
キャスト
- サム・ニール
- ウィリアム・H・メイシー
- ローラ・ダーン
- ジョン・ディール
- マイケル・ジェッター
- ティア・レオーニ
- ジュリオ・オスカー・メチョソ
- トレヴァー・モーガン
- アレッサンドロ・ニヴォラ
- テイラー・ニコルズ
- マーク・ハレリック
- ブルース・A・ヤング
- サラ・ダニエル・マディソン
作品のおすすめ度
★★★☆☆
映画「ジュラシックパークⅢ」感想
「ジュラシックパーク」シリーズ3作品目にして完結作品です。
前作「ロストワールド」では主人公を交代していた初代主人公グラント博士がカムバック。
初代の正当進化版のような出来ばえを目指しています。
監督はスティーブンスピルバーグ監督から「ジュマンジ」でおなじみジョー・ジョンストン監督に。
監督交代で不安に思うファンたちを裏切り、出来ばえ・興行収入ともに快作となりました。
シリーズ1作目から約8年が経過、その間にCG技術も目覚ましく発展しています。
特に技術の進化を感じるのは誰もが知る翼竜・プテラノドン!
1作目時点ではCGによる描写が難しく、2作目でもエンディングでチラッと登場したのみの彼らですが、今作ではしっかりと描写され襲い掛かってきます。
この対空アクションシーンの登場によりアクションシーンの間にも緩急・テンポが生じ、作品自体の短さも相まって「あっという間に映画が終わっていた」という感想を抱きます。
また、こちらも新登場しTレックスと互角に渡り合って見せたスピノサウルスも迫力満点。
スピノサウルスに関してはこの映画をきっかけに一般的に知られる恐竜になったんだとか。
今回のパニックの発端は、前作の舞台でもある「サイトB」に恐竜見学に行こうとしていた金持ち夫婦。
前作を見た人は分かると思いますが、もちろん「立ち入り禁止」になっています。
彼らの前に島に行き音信不通となった息子を探すため、グラント博士が(なんだかんだ騙されて)再び恐竜たちの住処に赴きます。
相変わらずの無茶苦茶な行動をする人もいるのですが、島で遭難した少年とグラント博士の絡みが作品に新鮮な風を吹き込んでいました。
経験豊富な博士と、いたずら心とガッツを兼ね備えた少年のコンビは見ごたえたっぷりです。
今作品に隠されたテーマとして、「家族愛」があるように思います。
行方不明の息子を心配する両親の様子と対比するように、作中で執拗に主人公たちを狙い続けるラプトルたち。
これはラプトルの卵を金持ち夫婦の妻がこっそり盗んでいたのが原因ですが、恐竜も生命であり家族愛があることが対比的に示されていましたね。
監督の交代もありつつ、コンパクトにまとまった名作である今作.
テンポがよく凄まじいスピード感で恐竜パニック映画を堪能できます。恐竜好きな家族や友人と見るのがおすすめです!
これで「ジュラシックパーク」シリーズはいったん完結となりますが、登場人物や設定は後続の「ジュラシックワールド」にも引き継がれますので予習としてもおすすめです。
それどころではないのに好き勝手に行動する味方というのも恒例でむしろ安心感がありました。「お前!危ないって!」というツッコミも安定です。
正直「シリーズ屈指の傑作!」というほどではないのですが……・
コンパクトにまとまりつつ新しい技術で色々な恐竜を感じられる今作。
初代「ジュラシックパーク」2作品の「ロスト・ワールド」に引き続いて、現存しない「恐竜」で人々を魅了した名作であったと言えます。
映画「ジュラシック・パークIII」を見る方法
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まとめ
監督の交代もありつつ、コンパクトにまとまった名作である今作は、テンポがよく凄まじいスピード感で恐竜パニック映画を堪能できます。
恐竜好きな家族や友人と見るのがおすすめです!
これで「ジュラシックパーク」シリーズはいったん完結となりますが、登場人物や設定は後続の「ジュラシックワールド」にも引き継がれますので予習としてもおすすめです。