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ヒューマンドラマ

映画「マグネティック・ビート」のあらすじと感想|音楽とともに歩く青年の成長を描く

映画「マグネティック・ビート」は、80年代のフランス、未来が描けないながらも音楽とともに成長していく青年のドラマです。

国際コンペティション部門で監督賞など多数受賞した、ヴァンサン・マエル・カルドナ監督の作品です。

主人公フィリップを演じたのは、ティモテ・ロバール。本作で仏映画セザール賞の有望若手男優賞にノミネートされました。

数々の賞を受賞している本作。静かなようで激しく感情を揺さぶられる、そんな作品です。

映画「マグネティック・ビート」の概要

公開年

  • 2021

あらすじ

'80年代初頭、ブルターニュ地方の小さな田舎町。兄のジェロームと弟のフィリップは、父親のガレージからラジオの海賊版放送を行っていた。独特のカリスマ性を持つジェロームはDJ、フィリップは技術面を担当していたが、フィリップに徴兵令が下り…。

U-NEXTより引用

「マグネティック・ビート」のキャストは?

監督

  • ヴァンサン・マエル・カルドナ

キャスト

  • ティモテ・ロバ-ル
  • ジョゼフ・オリヴァンヌ
  • マリー・コロン

作品のおすすめ度

★★★★☆

映画「マグネティック・ビート」感想

冷戦時代のフランスで、人生の設計図を描けずにいた青年が主人公。

夢の妨げでしかないと思っていた兵役でしたが、そこで彼は自身のアイデンティティを見出します。

さまざまな困難に出くわし、いかにそれを乗り越えていくか。次第に成長していく主人公に、過去の自分を重ねてしまいます。

序盤、主人公は自信なさげであか抜けない青年でした。物語が進むにつれ1人の自立した大人へと成長していきます。

この変化の過程、なんだか応援したい気持ちになって、作品の世界観にのめり込んでしまいます。

兵役中にヘッドフォンで音楽を聞きながら踊ったり、想い人からもらったテープを使ってDJをするシーンが、とても印象的な作品です。


映画「マグネティック・ビート」を見る方法

映画「マグネティック・ビート」は、U-NEXTに登録することで視聴することができます。

31日間は無料のまま見られるので、気になっている作品やお気に入り作品を一気見しちゃいましょう!

まとめ

監督のカルドナは、カンヌSACD賞を受賞し、さらにセザール新人監督賞も受賞しています。

主人公を演じたロバールは、セザール有望若手男優賞にノミネートされました。数々の賞を受けるほど芸術的にも評価の高い作品です。

一人の青年の成長記録としても胸を打たれました。休日にじっくり余韻に浸るのも良いかもしれません。

自分の人生を重ねてみたりすると、ちょっとほろ苦い気持ちになれますよ!

  • この記事を書いた人

中村とむ

年間100本以上を視聴する映画大好き30代。ショーシャンクが一番好きだけど、巨獣大乱闘も好き。最近はサメ映画とラブコメ中心。

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