普段はひとりでじっくり腰を据えて。たまには友達や家族、カップルや気になるあの人と。
家での映画鑑賞は、気楽に多くの作品に出会えますし、映画館よりも気楽に作品を楽しめるのでおすすめです。
家で映画鑑賞するメリットや必須グッズについてまとめました。素敵な映画ライフを送ってもらえたら嬉しいです!
よくある「付き合ってない男女で映画鑑賞ってどうなの?」という疑問についても詳しく書きましたので、参考にしてくださいね。
目次
家で映画を鑑賞する9つのメリット

圧倒的なコスパ
入場券や飲み物・スナック、移動費などなど。映画館で本格的に映画を観るとなると結構なお金がかかりますよね。
気になっていた新作1本なら良いですが、何作も連続で鑑賞することが難しかったり他で出費が重なってしまうと見たい映画も諦めることになってしまいます。
家で映画を観れるようにすれば、圧倒的なコスパで数多くの作品が楽しめますよ。
作品に集中できる
「最新作をじっくり楽しむぞ!」と思って向かった映画館で、他人のスマホの光が気になった経験、ありませんか?
エンドロール中に退室する人、気になりますよね。余韻を誰かに邪魔されたくないんですよね。座っててくれ~。
こんな不満や心配、家なら不要です。作品に思う存分集中しましょう。
好きな人と見れる
もちろん好きな人と映画館鑑賞もありですが、友達数人で、となると映画館は急にハードルがあがりますよね。
人気映画は良い席が確保できず、離れた席になってしまうこともしばしば。
好きな人の隣で、友達もわいわい観れるのも、おうち映画の醍醐味です。
会話しながら鑑賞できる
これも家で映画を鑑賞する大きなメリットです。映画館では他のお客さんにも気をつかいますよね。
友達や家族、恋人や気になるあの人と一緒に、楽しく会話をしながら視聴できます。
もちろん一人で思いっきり笑っても良し、号泣しても良し。するどい突っ込みを入れてみんなで爆笑なんて楽しみ方もおすすめ!
巻き戻しや停止、途中中断ができる
アクションやアニメを見ていると、「え?今のどうなってるの?!」と見返したくなること、ありませんか?
そんなときは巻き戻しても良し、スロー再生だって出来ちゃう。
途中でトイレにもいけるので、好きな飲み物をお供に楽しめちゃいます。
趣味や話題になる
映画って、新作を一本見ただけだとなかなか人と話すまで出来ないんですよね……。「それまだ見てないや」と言われるだけ。趣味としても成り立たず。
時間があるときに流し見するだけでも趣味になりますし、「この作品好きなんだよね!」という話題にもついていけるようになります。
余談ですが、人はマニアックな話題ができる人ほど身近に感じるそうです。
映画鑑賞を趣味にすることで、友人関係やビジネス・恋愛などの私生活でもメリット盛りだくさんです。
いつでも見られる
映画館にいくときに地味に面倒なのが上映時間の調整です。
仕事終わりにパッと見たいけど上司に捕まり上映時間に間に合わず諦める、なんて経験、私にもあります。
好きな時にいつでも見られるのは大きなメリットですね。「明日は休みだから徹夜で3部作制覇するぞ!」なんてもアリ。
好きな体勢で見られる
海外の映画館にはベッド席がある映画館もあるのだとか。どうせ見るならリラックスしたいですが、良い席って高いんですよね……。
家でなら一度良い椅子やクッションを用意するだけで次回からは追加料金なしです。お気に入りの椅子やベッドはもちろん、床で寝そべってもOK。
映画は90分以上のものが多いので、没入感を味わうためにも好きな体勢を探してみましょう。
環境をとことん追求できる
鑑賞環境を整えることもひとつの楽しみになります。
音にこだわってみたり、プロジェクターで大画面にしてみるのも良いですし、部屋全体を「おうち映画館」としてレイアウトするのも楽しいです。
こだわりぬいた環境で好きな映画を鑑賞する。かなりおしゃれな大人の趣味で良いですね!
付き合っていない男女が家で映画を観るのはアリ?

アリだと思います。私自身、異性を招待して映画鑑賞を何度もしています。誘われてお邪魔したことも何度もあります。
ただ、やはり人間関係。気をつけておきたいことがいくつかあるのでまとめておきますね。
お互い純粋に作品を楽しむことが一番大切
目的は、一緒に映画を楽しむことです。もし「家に連れ込んで……シメシメ」、なんて考えがあるのならば捨てましょう。嫌がられることはしない、当たり前ですよね。
誘う側は相手に余計な心配をさせないこと。もし誘って断られたら素直に諦めましょう。OKをもらったときは相手が全力で楽しめるように準備をしましょう。
誘われた側は、「純粋に映画を楽しみたい」ことを伝えましょう。もちろん相手のプライベートにお邪魔するのですから、自分勝手にふるまうのはよくありませんが、気持ちはきちんと伝えましょうね。
あらかじめ観たい映画を選んでおくとスムーズに話ができますよ。
恋愛映画は避けよう
「恋愛映画で良い雰囲気になる」ことは、まずありません。恋愛観は人それぞれですし、作品によっては不快感を抱いてもやもやして終わります。
少なくとも、初めて遊びに来る相手に恋愛映画を観せるのはやめましょう。
もちろん二人が観たいのなら話は別。「何観ようか?」と悩むところから2人で話せば相手の趣味や考えも分かるので、おすすめを提案しながら一緒に作品を選びましょう。
無料登録して探してみましょう。


誘われた時の断り方
どうでも良い人なら「ごめん、あんまり興味なくてさ」でOKですが、難しいのはちょっと断りにくいとき。
代案を提案すると、相手の関係が拗れることが少ないです。
おうちデートにハードルを感じるなら「映画館で観たい作品があるんだよね」、見たい作品がないのなら「何か面白そうな作品を3つプレゼンしてよ!」などなど。
「時間がないから、同じ作品を(別々で)観て、感想を持ち寄ろう!」なんて提案も結構良いです。
代案提案で、自分の興味を示すことでおうち映画はやんわり断れます。
家で映画を鑑賞する方法

どのサービスを使う?
家で映画を鑑賞する方法は大きく分けて以下の3つです。
- 動画配信サービス
- インターネット環境必須
- レンタルDVD
動画配信サービス
現代の主流ですね。膨大な数の作品をお手頃価格で楽しむことが出来ます。
サービスごとに配信動画の違いはあり、見たい作品を配信しているサービスを選びましょう。
無料期間が設定されているものが多く、一定期間無料で映画を楽しむことが出来ます。
スマホ、PC、TVなど再生できる機器が幅広く、どこでも観れます。ただし、インターネット環境は必須です。
私もいくつか契約していますが、漫画を読む人はU-NEXTをおすすめします。
レンタルDVD・BD
古い作品や大人の事情で配信サービスにない作品は、レンタルDVD・BD(ブルーレイ)サービスを探してみると見つかることがあります。
同時収録のNG集が観たい人や、店舗でジャケットだけで選びたいマニアックな人はこちらがおすすめ。
現在では家までDVDを郵送し、見終わった後にポスト投函するだけのサービスもあります。超便利。
DVDプレーヤーが必要になることだけ注意しましょう。「DVD再生はできるけどBDは再生できない」機器も多くありますので注意。逆も然り、です。
録画
金曜ロードショーなどのTV放映を録画して鑑賞する方法です。
悪くはないんですが、CMが度々挟まってくるうえに、内容がカットされていることが多々あります。
家族でちょっと見るなら問題ありませんが、おうちデートや鍋パーティなどでは微妙かも...…。
アニメをできる限り早く視聴したい人にはおすすめの方法です。リアルタイム視聴のあとにまた見返すことが出来ます。
お手軽な方法なので、これで十分!という人は外付けHDDを用意すると、気になる作品をすべて録画してあとで取捨選択、という力技ができます。
TV?ディスプレイ?スマホ?何で見る?

家で映画を鑑賞するときに何で見るか(再生するか)は4つの選択肢があります。
- TV
- PC
- プロジェクター
- スマホ・タブレット
ひとりで楽しむだけだったり、移動中に鑑賞したいのなら「スマホ・タブレット」で動画配信サービスを利用するのが便利です。
あらかじめ作品をダウンロードしておいて再生することも可能です。
家でゆっくり鑑賞するのなら、「TV」「PC」「プロジェクター」がおすすめです。
Amazon Fire TV stickが最強
家で映画を鑑賞する人のマストアイテムです。私は書くTVに1台ずつ設置しています。
これは何かというと、「動画鑑賞に特化したパソコン」です。起動してアプリを選択したら、あとは好きなコンテンツを選択して再生するだけ。
動画配信サービスはもちろん、YouTubeやニコニコ動画を再生したり、スマホの画面共有なども出来ます。
HDMI入力端子とコンセントがあれば設置できてしまう&安価なので、たまにしか映画を観ない人にもおすすめしたい逸品です。
ちなみに、第3世代が最新ですが第1世代と比べ、明らかに性能が向上していました。
「最近、動作が遅いなぁ」と感じる人は買い替えると改善するかもしれません。
家で映画を鑑賞するときに揃えたいグッズ

現代のおうち映画必須のグッズ
動画配信サービス
大量の作品を安価に、気楽に楽しむためには必須です。すでに契約している人も多いはず。
ただ、サービスによって取り扱い作品やアプリの使い勝手はかなり違うので、無料期間を使ってお気に入りをひとつ決めておくのがベストです。
インターネット環境
DVDレンタルをしない場合は必須です。作品をダウンロードできないと話になりません。
家でスマホやタブレット、PCを使う人はすでに用意できているはず。
「部屋でじっくり見たいけどリビングにしかWi-Fiがない……」という人も、動画配信サービスでダウンロードしておいてオフライン再生すればOKです。
こんなアイテムも要チェック
なくてもなんとかなるけど、あったら映画鑑賞をもっと楽しめるアイテムを紹介します。
スピーカー
身体が震えるような低音、映画館で感じたことはありませんか?
スピーカーはメーカーや機種で、得意な音や出せる音が決まってきます。スピーカーの構造からしても出せる音が制限されてしまいます。
例えばデスクトップPCのディスプレイ内蔵スピーカーは小さく、最低限で音質が悪いことが多いです。
より良い音(広い帯域で高低音がしっかりでる、サラウンド視聴ができる)を目指すなら、スピーカーの設置を検討しましょう。
スピーカーの置く場所によって聞こえ方が変わるので、移動がしやすいBluetoothスピーカーがおすすめです。
ヘッドフォン
「音にはこだわりたいけど、正直よくわからないし高い……」という人はヘッドフォンがおすすめ。
イヤホンと比較されがちですが、長時間使用でも耳が痛くならず、高低音バランスよく出せるのはヘッドホンです。サラウンド再生もばっちり。
移動によって聞こえ方が変わることもないので、スピーカーよりずっと簡単に良い音で鑑賞できます。
部屋の外に音が漏れないのもうれしいポイントです。
ホームシアターシステム
「部屋ひとつ丸ごとおうち映画館にしたい!」という人はこちらを導入しましょう。
設置に手間がかかりますが、その分こだわって自分だけの鑑賞環境を作ることができます。
難点はものすごく高価なこと。導入のハードルも高いので、渋い大人の趣味といえそうです。
クッション
家なのだから、リラックスできる姿勢で映画を観たいですよね。
クッションやぬいぐるみを利用することで楽な姿勢をとりやすくなります。
人を招待して映画鑑賞するときは多めにかき集めておきましょう。
ビーズクッションがおすすめです。直接座ってもよいですし、オッドマン(足を置く場所)としてソファでも使えます。
飲み物とスナック、お酒とつまみ
絶対用意しておきたいですよね!!おすすめはコーラとポップコーン、またはビールと宅配ピザ。
料理はおすすめしません。冷めますし、後片付けが大変です。
タンブラーもあると便利です。飲み物がぬるくならないので、氷は少なめでOKです。
お香、アロマ
私のイチオシです。お香を焚くとリラックス効果が半端ないです。会社帰りなどで気持ちを切り替えたいときに使いましょう。
においがつくので誰かと鑑賞するときは避けましょう。
エアコンのリモコンと毛布
他人を部屋に呼ぶときは必須です。手元で快適な温度に調整できるようにしましょう。
ホラー映画を観るときなんかはあえて寒くするのも一興ですが、風邪をひいてしまいますので、毛布も忘れずに。
この順に揃えるのがおすすめ

「結局なにからそろえるのがいいの?」という人のために、おすすめの順番を書いておきますね。
- 動画配信サービスに登録する
- 快適にみられる場所を決める
- ディスプレイを用意する
- オーディオを用意する
- 小物をそろえる
①すでに登録している人は問題ないです。スルーです。まだの人は無料期間のあるサービスを登録しましょう。
②場所探しです。ひとりなのか、誰と観るのかで決めましょう。邪魔が入らない場所を見つけてください。
③映画を映す方法を決めましょう。「TVやPCディスプレイ」+「Amazon Fire TV Stick」がおすすめです。
ここまでが最低限です。
④余裕があればオーディオを用意します。機器だけでなく、聞こえ方にも気を配ります。
⑤小物はまずはあるもので代用し、欲しいものだけ追加で揃えましょう。
おすすめの動画配信サービスは?

おすすめはU-NEXTですが、どのサービスもメリット・デメリットがありますので、使ってみて一番良いサービスを選んでください。
- U-NEXT
- Amazonプライムビデオ
- hulu
家で映画を鑑賞するときの注意点

ひとりで映画を鑑賞するだけなら多少のトラブルは問題ありませんが、人を招待したときはそうもいきません。
事前チェックできるように、注意点をまとめました。
インターネット環境の確認
動画配信サービス利用時は必須です。とはいえ、いつも通り使えていたら問題ないです。
騒音対策
自分たちが楽しむ音が騒音になっていないか、事前にチェックしておきましょう。
特にスピーカーを新調したときなどは要注意。低音は建物に響いてしまうので、いつもは聞こえない場所でも聞こえることがあります。
苦情などで来客が来た場合は中断せざるを得ないので、どの程度の音量なら問題ないか、事前チェックしておきましょう。
部屋の温度
人を招待するときは部屋の温度も調整しておきましょう。
プロジェクターやPCは機種により廃熱が多いものがあり、暖房器具のようになってしまいます。(実体験です。)
映画を数本再生して事前チェックを行いましょう。来客には毛布やひざ掛けを渡しておくのがベスト。
おすすめの映画
おすすめの映画は以下の記事にまとめています。ご参考にどうぞ!
家で映画を観よう!
家で映画鑑賞するメリットや必須アイテムについてまとめました。
家で映画を観るときは、ルールを決めておくのもおすすめです。「この時間は絶対ほかのことをしない」「トイレは禁止」などですね。
カップルや友人で「交互におすすめを鑑賞し、つまらなかった即停止」なんて楽しみ方もおすすめです。
この記事を参考に、素敵な映画ライフを送ってもらえたら嬉しいです!

