マーベルコミックスより大人気のヒーローコミックが実写映画化！
ド派手なアクションに繊細な人物描写で実写アメコミヒーロー映画の歴史に名を残す作品となりました。
後に続く様々なスパイダーマン映画にも影響を与える不朽の名作です！
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目次
映画「スパイダーマン」の概要
公開年
- 2002
あらすじ
幼くして両親を失ったピーターは、大学進学と同級生に恋にする普通の高校生。だがある日、遺伝子を組み替えた特殊なクモに偶然噛まれたことから、超人的な能力を身につけ、正義の活動を開始。その頃、ピーターの親友・ハリーの父である天才科学者は…。
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「スパイダーマン」のキャストは？
監督
- サム・ライミ
脚本
- デヴィッド・コープ
キャスト
- トビー・マグワイア
- ウィレム・デフォー
- キルスティン・ダンスト
- ジェームズ・フランコ
- J・K・シモンズ
- クリフ・ロバートソン
- ローズマリー・ハリス
- ランディ・ポッフォ
- ジョー・マンガニエロ
- マイケル・パパジョン
作品のおすすめ度
★★★★☆
映画「スパイダーマン」感想
大人気のマーベルコミックスのヒーローが原作、「死霊のはらわた」などホラー映画で知られるサム・ライミ監督が送るヒーロー映画です。
どこにでもいるような目立たない高校生の青年が、放射線に汚染されたクモに噛まれることで超人的なパワーに目覚めヒーローとして活動するようになるという物語をスクリーン上でスタント・CGを駆使しながら描きます。
スパイダーマンといえばでおなじみの糸を使って街をターザンのように飛び回ったり敵を倒すアクションですが、当作品では上映当時ではかなりクオリティの高いCG技術で描かれていました。
特にスパイダーマンがニューヨークのビル街を飛び回る（=スイングする）シーンは見事なものとなっており、非常にカタルシスを感じられる瞬間となっています。
ホラー映画の名手として知られる監督でしたが、その撮影技法は今作でも健在。
主人公のピーターが能力として得たクモの第6感（スパイダーセンス）で危険を察知しているシーンなどはキャラクターの顔をアップで撮影しながら徐々にアップになっていく、監督独特の空気感が醸し出されていました。
キャラクターを演じている俳優たちの演技も素晴らしいもので、彼らのおかげでよりヒーロー映画としてクオリティがあがっています。
主演のトビー・マグワイアは主人公ピーターの普段は暗いがマスクをかぶりヒーローをしている間はとてもおしゃべりになるという二面性をうまく表現できています。
彼の演じる青年はどこか独特の湿っぽさがあり、それがスパイダーマンと絶妙にマッチしています。
また、ヴィランを演じるウィレム・デフォーの怪演も必見。
スパイダーマンのヴィランあるあるですが、「根はいい人が事故により心が壊れ悪役となる」といったシークエンスにおいて、善人・悪人双方の表情を見事に演じ分けていました。
今作が素晴らしいのは、ヒーロー映画としてアクションが素晴らしいだけではありません。
彼らを描くストーリーについても、当時のヒーロー映画ではめずらしくキャラクターの心情や人物同士の関係性を深く描いていました。
ピーターがスーパーパワーを手に入れてからヒーローとなるまでや、ヒーローとなってから学生との二重生活を過ごす中での葛藤、ヒロインや親友との関係など、主人公を取り巻く様々な運命を描き切っており、見終えた後は興奮したと同時に考えさせられるような作品でした。
映画「スパイダーマン」を見る方法
映画「スパイダーマン」は、U-NEXTに登録することで視聴することができます。
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まとめ
スパイダーマンとして実写映画化の元祖であり、サムライミ監督が送るヒーロー映画の傑作です。
後続のスパイダーマン映画はもちろん、MCU（マーベルシネマティックユニバース）にも影響を与えていますので、アメコミ・ヒーロー好きな方にはとてもおすすめな作品です。
良い週末を！
