ジョン・ワッツ監督版スパイダーマンの、そして全ての実写スパイダーマン映画の集大成にして総決算となる作品です。
過去作品のヴィランたちが集結し史上最大規模となるスパイダーマンの物語を描きます。
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目次
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の概要
公開年
- 2021
あらすじ
大切な人たちを苦しめている状況に心を痛め、ドクター・ストレンジに助けを求めるピーター。自分の正体についての記憶を世界から消してもらおうとするが、それがとんでもない事態を引き起こす。
「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のキャストは?
監督
- ジョン・ワッツ
脚本
- クリス・マッケナ
- エリック・ソマーズ
キャスト
- トム・ホランド
- ゼンデイヤ
- ベネディクト・カンバーバッチ
- ジョン・ファブロー
- ジェイコブ・バタロン
- マリサ・トメイ
- アルフレッド・モリナ
- ウィレム・デフォー
- ジェイミー・フォックス
- トーマス・ヘイデン・チャーチ
- トニー・レボロリ
- J・K・シモンズ
作品のおすすめ度
★★★★★
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」感想
ジョン・ワッツ監督の「ホーム・トリロジー」が堂々の完結。
圧倒的な興奮と感動を得られる数十年に一度のお祭り映画となっています。
「映画のドラマ化」という点で映画業界に大きな影響を与えたMCUシリーズですが、この作品でもまた別の観点で大きく影響を与えていると思います。
ヴィランの手により全世界に正体がばれてしまったピーター。
魔法を仕えるドクター・ストレンジを頼るという原作のストーリーをベースに、ピーターとストレンジが大事件に巻き込まれていくといったストーリーです。
「エンドゲーム」以降のMCUで取り扱うテーマである「マルチバース」という設定に強く触れており、この設定を活かしなんとサム・ライミ版やマーク・ウェブ版に登場したヴィランたちが俳優をそのままに登場してしまいます。
「因縁のあるピーターとは別のピーターだから」という理由で彼らと交流するうちに、彼らを元の世界に戻したらそのまま死んでしまうことを知るピーター。
スパイダーマンと対峙し死ぬという彼らの「運命」を前にして、トム・ホランド演じるピーターがここにきてはじめてスパイダーマンの軸となる「大いなる力には、大いなる責任が伴う」という信念に向き合うこととなります。
ベン叔父さんの描写が一切なかったことや、ずっと半人前であるという描写が多い設定が回収されており、MCUと融合しつつの三部作としての作りも圧倒的に上手いと感じました。
日本版の過去シリーズポスターには「運命」というキーワードがよく描かれており、この運命に対峙するという設定は日本のファンからしたらまた違った感動がありましたね。
前作・前々作から兆候はありましたが、トム・ホランドの曇り・泣きの演技がここにきて極まっておりとても心を揺さぶられます。
それ以外の迫真の演技も圧倒されるものがあり、特にウィレム・デフォーが怪演するグリーンゴブリンとの対決シーンはとても演技とは思えないほど真に迫ったものとなっていました。
その他出演したアルフレッド・モリナやジェイミー・フォックスも当時の雰囲気を残しつつうまく時間の流れや舞台の変更に適応しており、圧倒的な充実感が得られます。
この作品では紆余曲折経たピーターがようやく一人前になるところが絵が返れており、ラストからエンディングにかけての描き方もまた涙腺を揺さぶられるものとなっていました。
MCUに途中合流という形で少しいびつなスタートを切った当シリーズですが、今作をもって皆の心に残る傑作シリーズとして幕を下ろせたと思います。
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」を見る方法
映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は、U-NEXTに登録することで視聴することができます。
残念ながら本作は見放題に含まれていないんですが、無料体験でもらえるポイント視聴できるので、要チェックです。
余ったポイントで他の作品を購入してもOKです。ちなみに、スパイダーマンシリーズは本作以外は見放題で見れます。
まとめ
圧倒的なスケール、豪華な過去キャラクター出演などファンならば見ない選択肢はない作品でしょう。
今作では過去のスパイダーマンシリーズ2種につきとても深く言及しているため、未視聴の場合は過去シリーズ5作品の視聴を強くおすすめします。
良い週末を!